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コミュニティFM放送とは、1992年に制度化された、放送エリアを市町に限定したラジオ局です。全国放送や県域放送と違って、地域色を生かした市民参加型の番組や、地域情報の発信拠点として地域振興や観光資源の活用、公共の福利の増進などに寄与します。
・現在、全国に約320局(月1局のペースで開局)
・送信電力20W(最大)、総務省の無線免許(周波数割り当て)
・市販のラジオ、カーステなどで容易に受信できる
・街のシンボリックな存在として、市民生活の向上に寄与
コミュニティFMは地域密着のメディアだからこそ、災害時に市民へきめ細やかな情報伝達が可能です。災害の情報だけでなく、物資情報、避難所情報、生活インフラ、行方不明者、医療機関、開いているお店・ガソリンスタンド、スマホが充電できる場所など、市民が必要としている情報を放送します。阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震などでの活躍は十分知られるところです。
普段の生活においても、毎日のゴミ出し情報や自治会からのお知らせ、小中学校の給食の献立など、役に立つ情報を発信します。ラジオだから家事をしながら、運転をしながら、仕事しながら聴くことができ、生活とともにあるメディアです。
地区の不審者情報や子ども・老人の行方不明情報など、防犯にも役立ちます。近年子ども達が犯罪に巻き込まれるケースも増えていますが、コミュニティFMが地域にあることで、皆が地域の情報を共有し、みんなで支え合い、守り合う共助の社会づくりに貢献します。
手軽に携帯ラジオやカーラジオで聴取可能だからこそ、来訪した観光客への情報伝達にも役立ちます。ラジオは歩きながらでも、運転しながらでも、聴くことができるため、観光との親和性も高く、有効活用することで観光客の満足度を上げることができます。増えるインバウンドに対しても、多言語放送にて観光情報や災害時の誘導なども役立てることができます。